【一句】撫子が 優美に踊る 文化の日

本日の一句

ななほう
文化の日とは『自由と平和を愛し、文化をすすめる』ということらしいです。
最近知りました。
こうある後に『文化をなぜすすめるのか』文化ってこうなんだよ!ということを分かりやすく書いてほしいなーと思います。
けどそうじゃないからいいんだよなーとも思います笑
 
よく言われるんですが『着物はあっても邪魔なだけ。(箪笥に眠ってる)業界は衰退してるだけ。好きな人たちで頑張って』と言われることが多々あります。毎度一瞬苛立ちます☺️(人間だもの)
そんな人達に分かりやすく伝わったらいいのにな。と思う反面、分からない人たちは分からない人たちでいいかな。とも思います。
みんなそれぞれ大事に思うところも価値観も違うので。
ただ物(着物でもなんでも)をいらないと決めつけ使えないと思う人は、それが物でなくても人(社員さんとか)への見方も同じなんだろうな。と思う次第です。(生意気、上から、立場わかってない。けど思っちゃうから書きました)
 
たまに思ったことを素直に書いちゃいますが、その反面素敵だなーと思う尊敬させてもらえる方もたくさんいます◎
絶対着物とか文化とか接点ないですよね!と思う全く業界が違う方が、いろいろ知ろうとしてくれたり、なんとかできないかと考えてご縁をくださったりなど。
凄い人は、どんな面でも考え方がすごいんだなーと感動して励ましてもらって憧れを持てて、私も頑張るぞ!と強くいられます笑
 
だから両方見られるってことはとっても幸せなことです😊自分がどちらでいたいかよく分かる◎
 
今日の一句はご想像にお任せします!
 
ちなみに大和撫子とは現代では女性をイメージしますが昔は男女関係なく使われていたということです。 
 
撫子の歴史は深く万葉集(759年)に「ナデシコ」が詠まれた歌が26首あるといいます。そのうち16首は「ナデシコ」を人に見立ていて、奈良時代末ごろから人に対して用いられていたようです。
 

下の歌は、大伴池主(おおとものいけもち・生誕不明~757年、奈良時代の歌人)が詠った歌。

『うら恋し 我が背の君はなでしこが  花にもがもな 朝な朝な見む』

訳:「心から愛しいあなたがなでしこの花だったら良いのに。そうしたら毎朝毎朝ここで見られるのに」

 ロマンチックですね笑

ここでの「愛しいあなた」は大伴家持(おおとものやかもち・718年~785年、奈良時代の歌人)のことといわれており、家持は男性です。 

古今和歌集(905年)にも「大和撫子」という言葉が登場します。

 

『あな恋し 今も見てしが 山賤の(やまがつの) 垣穂(かきほ)に咲ける 大和撫子』

 

これは誰が詠んだかは分かっていない歌ですが「あー恋しい。今もまた会いたいな。山家の垣に咲いている大和撫子のように愛しいあの人に」という意味があるということです。

 人を思う気持ちが綺麗過ぎて心が洗われるようです🥹

 

この歌の「大和撫子」は女性を指していると考えられもしますが、男性を指しているとも考えられます。

 

ちなみに明確に「大和撫子」が日本の女性を指す言葉となったのは昭和に入ってから。

戦時中に国家の威光を奮い立たせる、国民の意識を高めることの意図があったのではないかといわれています。

男性が戦地へ赴いたときに、残された家族や家をしっかりと守る女性が求められて、理想的な女性を指して「大和撫子」という言葉が用いられるようになったとか。

 

撫子の由来

「撫子」には、撫でたくなるほど愛しい子という意味があり、「撫でし子=撫子」になったという説があります。

また、「ナデシコ」の花言葉は、「純愛、無邪気、思慕、貞節、可憐、いつも愛して」など女性的なイメージのものがありますが、「器用、大胆、才能、勇敢、快活、野心」などの花言葉もあります。

好きな方へメッセージを送るときは撫子をぜひ使ってみてください!笑

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