KIMONOプロジェクト〜世界はきっとひとつになれる〜

KIMONOプロジェクト〜世界はきっとひとつになれる〜

人生で初めて自分で決意して頑張っていこうと思って勤めた呉服屋さんを11か月で退職。
無職で途方にくれていると、以前京都で同行させてくれた呉服屋さんからご連絡をいただき東京で待ち合わせることになりました。

「呉服屋で一緒に働かないか?」というお誘いと、「2020年に向けて世界各国の振袖を制作し、世界の方々をおもてなししないか?
(※一般社団法人イマジンワンワールドKIMONOプロジェクト)」というものでした。

A4、1枚の事業概要でしたが理念含めとても感動し、その日福岡に行くことを決意しました。
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KIMONOプロジェクト
~世界はきっと、ひとつになれる~

IMAGINE ONEWORLD

 

ジョン・レノンは言った。「国境なんか、ないと想像してごらん」

宇宙飛行士の若田さんも言った。「宇宙から地球を見ると、国境を感じません」

でも、今日もどこかで人は争っている。

本当は、争いなんかいらないとわかっているのに。

 

だから、言葉にしよう。

みんなで平和に幸せに生きようよ! そのために、できることをしようよ!

お互いの違いを受け入れ、お互いの違いをたたえあい、お互いの違いを乗り越えて…。

そのために、私たちは知恵をしぼろう。その想いを形にしていこう。

想いを形にしていく……それが「IMAGINEONEWORLDPROJECT」。

 

人と人との友情や信頼は、コミュニケーションから始まる。

人は一緒にいることで、仲良くなれる。

それぞれの文化を知ることで、そこに暮らす人と友情を育むことができる。

 

そうだ、私たち日本人は、日本の文化を通して「和の心」を世界に発信しよう。

そのときに芸術を用いよう。なぜなら、芸術に言葉の壁はないから。

 

美しいもの、尊いもの、かけがえのないもの、

それは人によってそんなに違うものではない。

だからこそ、世界はきっとひとつになれる。そう信じよう。

ジョン・レノンは「イマジン」という曲の最後をこう締めくくっている。

 

あなたは、私たちを夢想家と思うだろう。

でも、私たちは一人ではない。

いつの日かあなたたちも仲間になって、世界はひとつになって生きるだろう。

そう願う。

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2020年に向けて世界各国それぞれのKIMONO(振袖・帯)をallJapanで制作するプロジェクトです。

一般的な着物の柄には実は意味が込められています。例えば縁起柄の菊柄ですと、「長寿」という意味がありお召しいただく方が「健康でいられますように」と思いが込められます。

KIMONOプロジェクトの振袖や帯には各国の歴史や文化、景色などが描かれており一枚のKIMONOはキャンパスとなり相手の国への思い・敬意が込められています。

国のように個性あるKIMONOたちですが、このKIMONOを着たモデルさんが手を繋ぎ輪になることで不思議と1つに見えるシーンを作ることで「世界はきっとひとつになれる」という世界平和を発信していくプロジェクトです。

ななほう刑部優美帆

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