聖徳太子
3月19日は鷲津小中学校の卒業式でした㊗️
そして今日は着付けのお稽古に約一年来てくださってる方の初のお着物dayでもありました
「母の着物を娘の卒業式で着たい」ということからR5年5月からのスタートです
その間うまくお稽古が進められない時期もありました
なので3月も追い込みお稽古と予定していたのですが上手くいかず。
前々日に詰め込みお稽古となりました
けどその時に私はもうすごく感動したんです
お嬢様がいろいろありながらも無事に希望校に入学されて、「〇〇も頑張ったから私も頑張る」ということでした
それがその日集中力がすご過ぎて、とても1回のお稽古で出来ちゃう内容ではなかったと思うんです
けどずっと真剣に向き合われて一手一手覚えられてるし、すごく丁寧で綺麗な着姿になって。
でも当日一人でどうかなぁーと思っていたので、当日お店で何かあってもいいように待機していたのですが、
無事に着れた!というご報告とお写真が!
「自分で着られたんですか?」という綺麗さでした。
本当にすごいと思って。お嬢様とのツーショットが素敵すぎました。
で思ったことがいくつか。
①着物は想いを込めるツール🟰着物は心
よく「和の心」とか「日本の心」とかよく聞きます。「具体的には?」と思って深く考えてませんでした
けど先日有難いお仕事先で「味は心」とお昼のお弁当をいただいた時、めちゃくちゃ美味しくて「味は心」の意味がすごく分かりました!笑
(撮り方ww)
美しいものにも理由がある。それは心で、心の表れとも言うんですね!と!
ものづくりも心。
相手にお会いするときの衣装も心。
日本人は何でも心を込めて伝える方法を和というものにしていたんですね!と思いました(勝手な解釈ですけど、私はそう思います)
聖徳太子が「和を以て貴しとなす」と言われて「よく分からないけど聖徳太子も和だって言ってる」くらいでしたが、「和を使って自分のこと相手のことを大切に想う時間を作って想いを届けてね。そうすると結果みんなハッピー幸せにいられるよ(中心帰一・さざれ石・一円融合)」ということなんじゃないかと🤔
私これから「和」ということを聖徳太子を使って説明して「大切らしいですよ!」ということにします笑
外から見た言葉は正直わからない。
こういう風に思えたのは、お客様のおかげだなって。着物という和を使おうとされて実際に使われて。
今回別で自分たちが想いの量産をさせていただいたことも大きなきっかけでした。
想いを込めまくる時間。もうそれだけやってたい笑笑
それともう一つ思ったこと
②譲られる文化
私は今箪笥の着物について力を入れてます
何でそうしてるかってあんまり深い意味に辿り着いてなかったけど、最近なんで自分自身がそうしたいか、気が付きました
花嫁衣装として着物をご準備していただいた年代は50代がラストです
その以降の方々となるともう「着物を持たされても要らないもの」とお母さんたちが思われて持たされていません。
だからその年代でラスト。
だからその箪笥に着物が残って捨てるに捨てられないどうにかしたいけど、、とお心ある方に向けてちゃんとご案内したいと。
だって「してもらった事じゃないと、次の世代に」と思えないから。
私は和という捨てる概念のない受け継ぐ文化ってとっても大切と思いました。
子孫のために残してくれたものは、ご先祖様の置き土産(修身:森信三先生)。
そして自分の元であるものを大切にし、想えることは、自分を想うことと一緒。お母さんお父さんが幸せだと自分もhappy。
和を通じると日本人の心の豊かさを感じられる。心の作用が一番の価値。心が究極の価値感
。見えないところの根っこのところを大切にすることによって自分も幸せになれる
上手くまとめられてないけど、気がついたこと。
そしてそこを大切にやっていく。