着物のお手入れ:唯心美
昨日今日はいつもたくさんお世話になっているNさんのところへ悉皆の着物のお手入れ会にお手伝いという名のお勉強に付かせていただいていました😌
とっても勉強になりました💕
いつもありがとうございます✨
今までの固定概念がばーんと崩れました😌悩んでたこと?むずむずしていたことがスッキリさせていただいたので本当によかったです。
私は着物は思いを纏うもの、今あることものに感謝できて自分自身が強くなり安心できたり心が満たされるツールだと思っています。
けどそうでは無いようなご案内が多いというか、何がお客様にベストなのかまだちょっと答えを見出せないでいたところがありました。
一ついうなら、寸法(サイズ)です。
例えば「お母様のお着物を着たい」というお話があったとします。その時に「サイズが小さいから無理。だから新しいものを提案」という流れが正しい提案だからしなければならないという考えが若干ありました。
胴継ぎ(胴接ぎ)という加工があります。
知ってはいたのですが「よろしくないものではないか?」というのが私の中にすごくありました。
けど「多分そうでもないかも?」とも思っていてずっとどっちつかずでモヤモヤしてました。
胴継ぎとは、身丈が短い着物を、身丈を長く仕立て直すときに、着用時に隠れる部分に継ぎをいれて仕立てなおす、仕立ての技術の事です。
十日町から来ているお手入れ加工屋さんのH社長が以下教えてくれました。
胴継ぎ江戸時代からあった加工だったんだよ。その他にも悉皆という着物を長く大切にするお手入れや加工の仕事はたくさんあったけど、バブルを期に無くなっていったということ。
たくさんのものが作られて呉服屋さん自体も、お手入れとか加工ではなくて新しい物をご案内になっていったらしい。そこでお手入れ加工屋さんはものすごく数が少なくなっていったんだとか。
そういう時代にいろんな考え方が変わっていったんだな🤔と。
今日胴継ぎされて蘇っていく着物をまた纏えることに喜ばれるお客様を拝見して「なんでためらってたんだろ?」って思い直しました😊
なんかちょっともらい泣きしそうなくらい喜ばれてて感動しました。
結局着物は見えないものを感じられるツールなんだなって。
そして昔の人はそんな風に3世代、4世代と着物を、物を大事にしていったそうです。
絹は100年、150年持つ。
結局そうものって自分のツールを知れることに繋がるからとっても心が強くいられるんだと思うんですよね。
いいなぁー。かっこいいなぁー。と思いました。私は美しいもの好きだけど、そういう唯心的美なのが何よりも好きだなぁ。美しいと思うなぁ。という事で、ななほうの在り方がまた少し定まりました🫶
地道だ🥹でもま、いっか。
そしてHさんはもう150年くらい生きられてるんですか?って感じでした🤭
新しい目標も立てれました✨
NさんとHさんありがとうございました😌
高木さんいつもありがとうございます❤️
私も着物の素敵なところを深められた一日でした😌✨
素敵なお話ありがとうございます(^^)