黒留袖
◉黒留袖
黒留袖とは、既婚女性が着る最高格の着物のことで、和装の第一礼装とされています。
生地の色は黒色で、五つ紋が入っているのが特徴です。背中・両後ろ袖・両胸に一つずつ紋が入っています。裾には絵羽模様(えばもよう)が施されています。
帯は、錦織(にしきおり)や唐織(からおり)の袋帯か、丸帯を合わせるのが基本です。(しっかりしたものですよ!ということです)
黒留袖を着用するのは、結婚式・披露宴に出席する新郎新婦の母親や仲人のみに限られます。
◉作られ方
染め-白い糸を織って出来上がった真っ白な生地に、筆や型を使って染料を挿して柄付けしていく技法。簡単にお伝えしましたが着物が出来るまでの工程は約30以上。