見て、触れて、知って「久留米かすり展」
カシャンカシャンと心地よい音を立てながら、
織機が元気に動いてる久留米かすりの工房。
滑らかで心地よく、丈夫で吸収性ばっちりな
久留米かすりができる上がるには約30工程ほどにもおよび
一つ一つの工程がとても繊細な作業にな ります。
出来上がるまでには約2か月間。
美しいものが出来るまでには、たくさんの人の思いが宿っています。
どのような過程を経てものが出来上がるのか?
見て、触れて、知って「久留米かすり展」を開催いたします♩
お申込みフォーム
以下リンクよりお申込みください。
https://forms.gle/99cVLcasu6xFx7vE7
久留米かすりとは?
日本三大かすり
久留米かすりとは、福岡県筑後地域で生産されている綿織物です。昔ながらの織機を使い「小幅」という横幅で約38㎝で織られています。
「機械織り・化学染色」のものや、「手織り・正藍染」で染められるものなどさまざまで、日本三大かすりの一つでもあります。
12歳の久留米かすりの創始者「井上伝」さん
1788年、現在の久留米市通外町に米屋の娘として生まれた女の子がいました。
その女の子がのちに久留米かすりの創始者になる「井上伝(いのうえでん)」さんです。
伝さんは幼少の頃から機織りを学び手織りをしていたのですが、12歳のころには、大人も及ばないほどの腕前になっていました。
それまでの織物は無地だったのですが、ある時着古した藍染めの生地に白い斑点を見つけてこんな風に思います。
「こんな風に柄を出すにはどうしたらいいんだろう?」と。そこから伝さんは探求し始めます。
そこで糸に模様をつけ織っていけば、柄が出来ることを発見されました。
その後、40歳頃にはお弟子さんの数は千人にも及び、そのうちの400人が各地で開業したといいます。こうして久留米は「かすり」の一大産地として全国に知られるようになっていきました。
「東芝」の創業者、田中久重さんとの繋がり
からくり人形や和時計(万年時計)などを開発し東洋のエジソンと呼ばれている「東芝」の創業者の田中久重氏。
それは‥「ものづくりお伝え会~久留米かすりができるまで~」にて!
お待ちしております♩
湖西市出身、豊田佐吉翁とのつながり
トヨタグループの創始者である豊田佐吉翁が約100年前に発明した豊田式自動織機でも今も尚製造されています。肌触り、吸収性、丈夫さ、綿100%で人にも、環境にも優しく、佐吉の「報恩・創造」という精神を感じられ、日本産業の礎であり産業と伝統文化が融合しています。
写真:豊田式織機株式会社と印字された織機
久留米かすり展詳細
10時30分~17時30分
「ななほう(静岡県湖西市鷲津5001・JR鷲津駅前徒歩0分)」から
ものづくり写真展「久留米かすりができるまで」
会期中は久留米かすりができるまでの工程を写真を展示しております♩
(15.のりつけ・乾燥の工程)
空気が澄み渡っている朝早い時間、織りの工程へ入る前に糸が乱れないようにのりづけし天日干しをしている風景です。
ものづくりお伝え会
生地に色や柄ってどのようにして出来るか?って考えたことありますか?
わたしは着物業界に入るまで考えたこともありませんでした。
生地が出来るまでの糸や、動画をみて「ものづくり」について
のんびりとお話させていただきます♩
ものが出来る背景をしることで、そのものを大切に思う事ができ
とっても心地よいお時間を届けてくれます。ぜひお気軽にご参加ください♩
●予約制 ※ひと枠4名さま 23日(金)11時 or 13時半 |
お申込みフォーム
以下リンクよりお申込みください。
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写真:令和2年(2020年)12月 久留米かすり展 (千葉県船橋市にて)
ご試着イメージ