お手入れ方法

「洗濯機」での木綿着物お手入れ方法

・機械織り、化学染料の久留米かすりにおすすめです。
①着物をたたみ、洗濯ネットに入れる。※型崩れを防ぐため
②洗濯機に中性洗剤を入れる。
③洗濯機手洗いモードに設定。
④脱水を通常よりも短めに設定する。約2分脱水掛ければOKです!
 理由としては脱水をかけすぎてしまうとシワになってしまいます。
 水滴がまだ落ちるくらいの脱水時間がいいです。
④洗濯機運転スタート!
⑤洗濯機の運転が終わりましたら生地を裏返しにして、ハンガーに通し形を整え陰干しします。

ポイント☆
①シワを防ぐために脱水は短めに!
②ハンガーに干したら手でパンパンパンッとたたいてあげるとシワがさらに伸びアイロンがいらないまでに伸び、綺麗に乾きます。

※念のため単独洗いをお勧めします。

 

「手洗い」での木綿着物お手入れ方法

・手織り、正藍染めの久留米かすりにおすすめです。
①洗濯桶に水をためて、中性洗剤を溶かします。
②たたんだ着物を入れてやさしく押し洗いをします
③その後約30分浸けおき
④汚れた水を捨てて、着物を2〜3回すすぎ洗いします
⑤着物の水気を手で軽くきり、更にタオルで水気を拭き取ります
⑥洗濯機の運転が終わりましたら生地を裏返しにして、ハンガーに通し形を整え陰干しします。

ポイント☆
①ハンガーに干したら手でパンパンパンッとたたいてあげるとシワがさらに伸びアイロンがいらないまでに伸び、綺麗に乾きます。
②「藍染」と聞くと色落ちなど心配される方が多くいらっしゃいますが、正藍染で染められているものは色落ちはほぼしません。
私は藍染めの着物に白い帯をよく合わせますが色移りをしたことはありません。
※正藍染とは?
タデ藍の葉を乾燥させ、すくもというものを作り発酵させて染料を作って染色していく昔ながらの伝統ある染め方です。「正藍染」という言葉は、原料として石炭由来の合成藍や、化学的に作られたものを使った藍染と区別するために作られた単語です。
久留米かすりは「正藍染」で染められており色落ちはしないと言っても過言ではありませんので安心して、藍色の美しさ、香りをお楽しみください。

※念のため単独洗いをお勧めします。