【整う】
今日は朝からとても良い日でした◎
昨日、福岡の友人から連絡があり「私たちが好きなもの(私だったら着物、友達だったら日本酒)は流行っているものとは言い難く、好きというと何故好奇な目で見られるのか?」という話題になったと書きました。
それで今日も外に出る時に「着物でいこうか?洋服で行こか?」と悩みました。
んー。まー。洋服で行こうかな。と、ほぼ持っていない洋服の中から選んで身支度をしました。
けどしっくりこなくて。
祖母の家に行きそのまま出かけようと思ったのですが、お経を唱えた後家にもう一度戻って着物に着替えました笑
今日はゆっくり着替えて15分ほど。
上手く言えないですが、
一手一手着付けが心地よく
背筋がスーッと伸びて、
久しぶりに心地よい気持ちになりました◎
長襦袢を着る時に、背筋を伸ばして
白衿を好きな角度に決めてきます
腰紐を結ぶ時、体に優しく締めてあげます
着物を羽織る時、今日は藍染の着物ですが香りがとても良すぎて脳みそまで藍の香りが溢れてきました。
裾合わせをする時、木綿の肌触りがなんとも言えないくらい心地よいです。
帯を締める時、生地の擦れ合う生成りの音がとても好きです
最後に帯揚げをちょこんと見えるように整えます
良い朝のスタートです✨
久しぶりに芯から整った気がします✨
私はやっぱり着物が大好きなんだなと。
なんで、着物がこんなに好きなんだろうと。
着物の分かりやすい良いところ
・映える
・非日常を味わえる
と言うことだと思います。
観光地での華やかなレンタル着物はまさにそのものですし、最近の成人式も節目を重んじるよりもイベントちっくになってきていると思います。
着物のあまり見えない良いところ
・自分と自身を見つめ直すことができる(節目)
・大切な人へ大切と想いを届けられる
と言うことだと思います。
私は今まで呉服屋に勤めて、(一社)イマジンワンワールドと活動を通して、「大切な人へ大切な想いを届ける」ことに多く意識を持っていました。
けど、今日は自分自身を見つめ直すことができる。と言うことを、自分自身よく体感できたと思います。
今日ある方にお話を聞いていました。
そしたらその方の趣味は、「読書。森の中、人のいないところに行くこと。静かなところが好き」と言うことでした。
着物だけでなくお茶も花道も何処にいても騒がしいところにいても一瞬にしてその誰もいない自分だけの世界に連れて行ってくれますよ!と心の中で思いました。
お経の中で「若しは園中に於いても、若しは林中に於いても、もしは樹下に於いても、…」とあります。残念ながら私は意味を理解できている訳ではないので確かなことはないけど、多分このお経を唱える=修行していれば、どこの場所も大切な場所になるんですよ。ということだと思うんです。(た、たぶん)
よくまだ私もわからないけど、日本文化や仏教や神道なんかは、結局のところ精神を鍛えてくれるものなんだと。だから着物だけでなく日本文化って他のものでも通ずるところがあるのではないかと。(わ、わかんないけど、た、たぶんw)
日頃そういう事をしていれば、どんなことがあっても自分を見失わず自分の好きなところへ行ける。的な。
そんなこともあるのかなーーー。と思いました。
また同時に皆さん着物に興味があっても、周りの目があって変な人と見られたくないから着れない。という声もあるのが事実です。
日本人が自分の民族衣装着て変な人とみえるってとても悲しい事とも思いますが、それではいつまで経っても着物の良さは伝わらないし、そういう声が多くを占めているのは事実なので、そういうのを一つ一つ無くしていかないとなと思います。
だからそう言う声に感謝をして耳を傾けて行きたいです。
着物を絶っていた事で、遠距離恋愛から久しぶりに好きな人に会えた人みたいに今日は嬉しく、また好きが深まりました✨
周りになんと言われても平気!と思ってたけど、いつの間にかシクシクと気持ちがなってたみたいです。(情けない)
自分の好きを大切に、皆さんの声をしっかり聞いて、誰もが楽しめるようにしていくぞと改めて思いました。
私は着物が好きです。
たくさんの方がまだ知られていないこの幸せを、届けられるように力を付けたいです。
最後に
思ったのですが周りからいろいろ言っていただくのも事業の壁打ちと全く同じだなって。
トーマツさんの講義でもそうだった!と思いだしました。一見耳が痛くなるお声、非難されていると感じてしまう言葉は辛いけど、その人はたくさんの方の声を代表して言ってくれているので感謝して、自分の心をしっかり持って聞かせていただき事業を作っていきたいです。たぶん着物を着ていたらお腹に力が入って気合入るからこれからはきっと大丈夫◎私にとって着物は鎧〜
そんなhappydayでした!