京都で出会った着物
今日は朝早くから、京都へ行ってきました。
見てみたい浴衣の反物や帯があって。
お顔が浮かんだ方へと、ほんの少しだけ仕入れもできました。
のほほんと帰ろうと思っていたところで、
思いがけず出会ってしまった、素敵な着物。
大麻布のお着物です。
大麻布は、一万年以上前から
日本人の暮らしに寄り添ってきた布だそうです。
特別な日のためだけでなく、
日々を清め、整え、心地よく過ごすために
人の手とともに使われてきだということ。
神社の結界や祈りの場に今も使われているように、大麻は「守る」「整える」力を持つ植物でもあります。
伊勢神宮にもお祀りされていると知って、
「絹だけじゃなかったんだ…!」と、
私自身とても驚きました。
この着物に使われている大麻布は、
現代の暮らしの中で再び纏えるかたちにしたもの。
かっこいい、素敵!
その背景にこんな物語がある着物が、私は大好きです。
単衣に仕立てようかな。(私用です👘)
お召の縦糸に、この大麻を横糸として織り込んだ生地もあり、そちらは光沢があって、また違う表情でした。
愛国心強めな方に、そっとおすすめしたい一枚。
そんな想いで纏ってもらえたら嬉しいなと思います。
長い日本の歴史が、着る人の一日が、
少し静かに、少し凛として、
自分らしく整っていくように。
そして、大切に受け継がれていく着物になりますように。
ななほうでは、
基本はお持ちのお着物のお手入れや
染め替え・仕立て直しのご案内をしていますが、
ときどき、こんな「お誂え」のご縁もご紹介していかたらと思っています☺️
小物も、とっても可愛いものを仕入れてきましたので、どうぞお楽しみに!
