リフォーム相談会、ありがとうございました
オノダさんでの「着物の作り替え無料相談会」。
おかげさまで、無事に2日間を終えることができました。
ご来店くださった皆様、本当にありがとうございました。
あっという間の2日間でした。
今回、オノダさんとご一緒させていただくことになり、チラシを作って折込広告に入れていただいたり、インスタライブをしたり。
やること盛りだくさんで準備してきました
そして迎えた当日。
オノダさんに来られるお客様は、本当に素敵な方ばかり。
お話ししながら、地域の方々に愛されているお店なんだなぁと、深く感じました。
また、初めましての方がホームページを見て来てくださったり、「イベントがきっかけで来やすくなった」と足を運んでくださったり。
箪笥の中で眠っている着物を、これからどう大切にしていくか。
そんなお話をご一緒できたことも、とても嬉しかったです。
仕事って、自分探しだなぁ
今回のイベントを通して、改めて思ったことがあります。
仕事って、本当に自分探しだなぁと。
自分が何のために仕事をしたいのか。
誰に、何を届けたいのか。
そこが少しずつ見えてくると、自然とその想いに共感してくださる方に向けて、言葉も行動も変わっていく。
そして、必要としてくださる方と出会えるようになる。
反対に、自分自身がまだ何をしたいのか分かっていなければ、お客様にも伝わらない。
だから、出会うことも難しいんだなぁと。
今回も、いろいろなお着物のお話を聞かせていただきました。
お母様の着物、お祖母様の着物。
一枚の着物を通して、大切な方を想われる気持ち。
そんなあたたかな想いに触れ、一緒にこれからのことを考えさせていただけたことが、とても幸せでした。
着物は、ただ身に纏うものではなく、誰かの想いも一緒に受け継いでいけるもの。
そんな気持ちをお客様と共有しながら、お話しさせていただけることが、とても嬉しいです。
職人さんの手仕事に感動
そして今回、もう一つ印象に残ったことがあります。
オノダさんでは、ジュエリーのリフォームもされていました。
そこで、職人さんからものづくりについてのお話を伺いました。
昔は人の手で一から作られていたジュエリーも、今では機械を使って設計し、製作することができるそうです。
そんな中で職人さんが、
「10年前の自分と今の自分では、完成する形も違う」
というお話をしてくださいました。
それを聞いて、「なるほど!」と。
心を射抜かれたような気持ちになりました。
同じ人が作っていても、10年という月日の中で、経験を重ね、感性も技術も磨かれていく。
ものづくりは、単に形を完成させることだけではないんだな。と。
そこにたどり着くまでに、作り手が何を考え、何を大切にして、どんな工夫を重ねてきたのか。
そこにも価値があるのだと思います。
手仕事で生まれるものには、一つひとつに違いがある。
機械のように全く同じではないからこそ、味わいやあたたかみを感じる。
完璧にそろっていないことが、かえって美しく感じられることもあります。
着物の世界でも、同じことを感じます。
織る人、染める人、仕立てる人。
たくさんの人の手と時間、そして想いが重なって、一枚の着物が生まれます。
違う分野のものづくりに触れたことで、改めて手仕事の素晴らしさを感じることができました。
ものづくりって、いいなぁ。
しみじみ、そう思いました。
地域のお店って、いいなぁ
そして、今回ご一緒させていただいたオノダさん。
本当に、地域の方々から信頼されている時計店さんだなぁと感じました。
ただ商品を売るのではなく、お客様のお話を聞き、その方の気持ちを汲み取ってご案内する。
そして、そこには商品を売って終わりではない、人と人とのお付き合いがある。
ネットで何でも買える時代。
地域のお店は、これからどうしていけばいいんだろう。
そんなふうに悩んでいた時もありました。
けれど、今回オノダさんの姿を見ていて、
「ああ、何にも悩むことないんだ」
と思いました。
目の前のお客様との関係を大切にして、信頼を一つひとつ積み重ねていけばいい。そういう方と一緒させていただければそれでいい。
それが地域のお店の価値なんだなぁと。
オノダさんの皆さんが、お客様一人ひとりを大切にされている姿を見ていて、
途中、生きている二宮尊徳かと思いました。笑
私は本を読んだり、昔の方の考え方を学んだりすることが好きなのですが、こうして実際の商いの中で、その在り方に触れられることが何よりありがたい。
地域に育ててもらっているんだなぁと思いました。
オノダさんとは、商店街の組合で5年ほどご一緒させていただいています。
思えば最初は、言われるがままに組合に入りました。
けど、組合の価値って、目に見える活動や成果だけじゃないんだなって。
こうして先輩方のお仕事に触れ、考え方を学び、自分自身を磨いていただけること。
そのつながりがあること自体、とてもありがたいことなんだと感じました。
そして、私もいつか歳を重ねたとき、今度は若い人たちに何かを伝えられるようになっていたいです。
地域の方に信頼され、困ったときに思い出していただけるお店。
私も、ななほうをそんなお店に育てていきたいです!
想いを、時を超えて届ける
ななほうでは、着物のお手入れや仕立て直し、寸法直し、帯からバッグや草履への作り替えなど、今あるものを大切に使い続けるお手伝いをしています。
新しいものを選ぶ楽しさもあれば、今あるものを手入れし、長く使っていく豊かさもある。
どちらも大切にしたいと思っています。
そして、その一枚に込められたご家族の想いも、これからの暮らしにつないでいきたい。
想いを、時を超えて届ける。
今回の2日間は、そんな自分の仕事への想いを、また少し深めていただいた時間でした。
お越しいただいた皆様、そしてオノダさん、本当にありがとうございました。
そして、来年もまたオノダさんでイベントを開催したいと思います!
今から楽しみに、どう喜んでいただけるか考えていきます!