お譲り会、ありがとうございました。そして次の一歩へ。
先日、着物のお譲り会を開催しました。
あいにくの雨模様でしたが、お越しくださった皆様、ありがとうございました。
そして今回をもちまして、着物のお譲り会は一区切りとすることにしました。
お譲り会を始めたきっかけ
お譲り会を一緒に開催してくださっていたのは、整理収納アドバイザーの美穂子さん。
美穂子さんがお稽古に通ってくださり、ご一緒する中で、その考え方やお人柄が素敵だなぁと思ったことからお願いさせていただきました。
これまで全部で4回ほど開催させていただいたと思います。
美穂子さんの想いは、
「モノが循環していってほしい」
そして私の想いは、
「大切だけどどうしても着なくなった着物を、着物に興味はあるけれどハードルを感じている方へ、大切に受け取っていただきたい」
というものでした。
そんな私たち二人の想いから始まったお譲り会。
毎回、本当に濃い思い出があります。
第1回目なんて、今のお店の半分ほどのスペースに、3時間で約60名もの方がお越しくださいました。
2月の寒い時期で、お待たせしてしまい、お叱りをいただくこともありました。
そこで2回目は、もう少し静かに開催しようと、自分たちの声が届く範囲でご案内する形にしました。
年に2回ほど開催してきたお譲り会。
その中で出会わせていただき、今でもご縁が続いている方々がいらっしゃいます。
本当にありがたく、幸せなことだと思っています。出逢わせていただきよかったーといつも本当に思っています。
終わりではなく、次の一歩へ
今回、お譲り会に区切りをつけることにしました。
けど、決してマイナスな気持ちからではありません。
それぞれが、次の一歩へ進むための前向きな区切りです。
美穂子さんは、今は徐々に刺し子のお仕事に集中されています。
そして私は、
「着物の価値を、もっと伝えていける形を選んでいきたい」
と思ったからです。
私は、ものづくりが好きです。
どちらかというと、あれこれ手に取って、また手放して、ということが苦手です。
一度手にしたものは、大切に手を入れながら、長く使っていきたい。
そして、そんな暮らしを豊かだと感じています。
これまで私は「着物をもっと気軽に」と思っていました。
着物に興味はあるけれど、難しそう、高そう、自分には縁がないかもしれない。
そんなふうに感じている方にも、着物の世界に一歩踏み出していただきたかったんです。
その気持ちは、今も変わりません。
けど、お店を続ける中で、少しずつ思うようになりました。
「何を大切にして、どう気軽に触れていただくのか」
そこが大切なんだなぁと。
ただ手に入りやすくすることと、着物の魅力を身近に感じていただくことは、必ずしも同じではない。
着物が生まれるまでの手仕事や、一枚に込められた想い。
そして、お手入れを重ねながら長く着続けられること。
そんな価値も一緒にお伝えできる形を、これからはもっと大切にしていきたいと思っています。
毎日、答えを探しています。😇
難しいです。
毎日「誰か答えをくれ」と思っています。🥲
そして、私のスタートラインって、本当に低いところから始まっているんだなぁと感じることもあります。
大変です。
けど、少しずつ前に進んでいることも感じられます。
先日も、嬉しいメッセージをいただきました。
思い出に貼る

そして、またある方がこんなことをおっしゃっていました。
「自分が成長して、周りも成長していく」
いい言葉だなぁと思いました。
私は頑張っているつもりだけれど、成長が本当に遅い。笑
周りの方が自然にできていることを、私はいつまでも同じところでクルクル考えているような気がします。
比べる必要なんてないのですが、やっぱりもどかしさを感じます。
でも、まぁ、それも味わい深くていいか。
と思うようにしてます😇
きっと、考えたり、悩んだり、やってみたり。
その繰り返しの中で、自分が大切にしたいことも、少しずつはっきりしていくんだろうなって。
これから
私は、ものづくりが好きです。
素敵なものを作られている方を感じることが好きです。
その人の手仕事や考え方、人柄を感じながら、身に纏うことが好きです。
一枚の着物ができるまでには、たくさんの人の手と時間が重なっています。
そして、その一枚を選ぶ人にも、誰かを想う気持ちがある。
そんなものづくりの素晴らしさや、着物の豊かさを、これからもっと丁寧にお伝えしていきたい。
着物を身近に感じていただくことと、その価値を大切にすること。
その両方を叶えられるお店を目指して、またコツコツやってみます。
今ある着物を大切にすることも、新しい一枚を選ぶことも。
作り手の想いや、着る人の願いを、今の暮らしから未来へつないでいけたらと思います。
美穂子さん、これまでお譲り会をご一緒してくださった皆様、そして足を運んでくださった皆様。
本当にありがとうございました。