想いと技術が織りなす「風」(日本語)

むかし、豊田佐吉翁の村
いまの湖西市では、
たこ揚げが盛んでした。

佐吉翁は風がない日でも
たこを揚げたと言われるほどの
たこ揚げ名人でした。

どうしたら揚がるのか。
竹のしなりは…
紙の張り方は…
細やかな工夫と器用な手先。

そして、諦めない心。

風がない日でも
たこを揚げた経験が
やがて織機の数々の発明へとつながります。

今度は、私たちは風を生む。
諦めない心で風になる。

この扇子が、皆様にとって
一歩を運ぶ小さな風となりますように。

扇子の生地について「豊田式鉄製小幅動力織機」

この扇子の生地は、1915年に発明された
「豊田式鉄製小幅動力織機」で織り上げられています。

(生地ができるまで)https://youtu.be/t21vdFDF_nI?si=RCb2n487oZSmndFZ

 

扇子の仕立て「享保三年(1718年)創業の京都の老舗」

この扇子は享保三年(1718年)創業の京都の老舗による伝統扇子です。
扇子は竹を切るところから仕上げまで約88工程あると言われています。

裁断:型に合わせて裁断。


ヘリ加工:扇面のヘリを薄い紙で貼り、補強します。

佐吉翁の出身地からお届けしています

豊田佐吉翁は、静岡県湖西市出身です。
佐吉翁がたこをあげたと言われている空 [ JRバス一ノ宮停留所付近 ] の空

 

柄について

日本お柄には一つ一つ意味が込められます。
3つの生地に、想いを込めさせていただきました。
皆様へ、一歩を踏み出す小さな風となりましたら幸いです。


光継ぎ縞(ひかりつぎじま) 

横に流れる、青のグラデーションは、重なり続ける時の流れ。
縦糸に光る小さな白いかすり模様は、その中で光る先人の軌跡のようなものです。

時代を越えて受け継がれる
努力と工夫の光をお柄に込めました。

時の重なり 

人の想いは、過去にあるのではなく、
今の中に重なりながら続いているようです。

時間は一直線ではなく、
「過去・今・未来」が
静かに重なり合っている。

先人の想い、今を生きる私の想い、
そして未来に受け入れてくれる人の想い。

並んで輝くかすり模様に、
その「時の重なり」を現しました。

想いの矢羽根(おもいのやばね) 

矢羽の模様は、
一度放たれた矢が後帰らないことから、
まっすぐに目標へ進む力を表現されています。

挑戦をしながらも、
前へ進む意志。

その一歩一歩が、未来を切り開いていきます。

この矢羽根柄には、
想いを胸に前へまっすぐに広がるチカラを込めました。

 

 

風のない時に揚げるのが
たこ揚げの技術である。

風がないからといって、
諦めてはいけない。

どうしたら揚がるかを考え努力すること。

『湖西市の生んだ偉人 豊田佐吉』引用