着物が蘇る「洗い張り」

 

着物が蘇る「洗い張り」

◎洗い張り

「手元に着物があるけどサイズが合わない」という方、また「この着物はもう着ることがない。どなたかにこの大切な着物を譲りたい。」と考えられている方におすすめです。

「洗い張り」は仕立ててある着物をすべて解いてから洗います。「着物洗いの原点は洗い張りにあり」と言っても過言ではなく、着物の状態、寸法などあらゆる角度から見直すことが出来ます。洗い張りをして洗いあがった着物は息を吹き返したように甦ります。解いた後繋ぎ合わせて反物の状態に戻しますので、寸法を変えたい時・譲られるための保管時におすすめです。

※縫い生地が足りず、洗い張りをしてもご希望のサイズにすることが難しい場合がございます。その際は、洗い張り前のカウンセリング時にお伝えさせていただきますのでご安心ください。

(流れ)

①カウンセリング。洗い張り後どうされたいかお話を伺います。
②着物を解く。
③端縫いと言って、解いた着物を元の反物の形になるよう繋ぎ合わせます。
④洗い台で手作業と機械で洗っていきます。
⑤温風乾燥室で乾燥させます。
⑥「湯のし」という蒸気を使ってシワを伸ばし巾や長さを整えます。
⑦人の手を使って優しくふっくらとアイロン掛けします。

 

着物の種類 洗い張り
留袖 18,700円
振袖(重衿なし) 16,500
訪問着・付下げ 15,950
長着全般 14,300円
羽織 12,980円
長襦袢 12,980円
長襦袢(振袖) 14,300
袋帯 8,250円
九寸帯 8,250円
八寸帯 8,250円
半巾帯・角帯 8,250円